2023.05.18

いつもありがとうございます。
当事業所の代表、原です。
私には、普段から『使わない言葉』シリーズという概念があります。
つい無意識に口にしてしまう言葉や表現のうち、「特定の言葉を出来るだけ使わない」という、自分なりの区分けですね。
(※どうしても使う必要がある場合は「丁寧に取り扱う」、そんなイメージです)
基本的には使う言葉・使わない言葉を自分の中で意識して分けています。
その中でも、最近は特に使わないことを意識している言葉(表現)が1つありますので、今回はコチラを皆さんとシェア(ご紹介)させてもらいます。
それは「難しい」という言葉(表現)です。
私たちは普段の生活において、よく口にする機会がある代表的な言葉の一つですよね。
「これは難しいですね…」
「うわ…、こんなのは難し過ぎるでしょ…」
「えー、難しくないですか…?」
他人との会話や独り言においても、この「難しい」という言葉を何気に口にされていませんか?
既に無意識で口癖になってしまっている人、「難しい、難しい」を連発される人、私の周囲でもチラホラと見かけます。
(※似た様な表現で「無理」という言葉もありますよね)
当たり前かもしれませんが…、
私たちは普段から自然に出来ていることや、問題なく取り組めていること、自信があることに対して「難しい」という言葉や表現は使いません。
(※「出来ている」ことに対して、そもそも「難しい」と捉える必要はありませんので…)
反対に「出来る気がしない…」「無理だな…」と感じた場合、その瞬間から私たちは無意識で「難しい」という言葉を使って、「出来ていない事実」を表現しようとします。
(※言葉として発していなくても、心の中で感じている場合も同様です)
この「難しい」という言葉、便利で非常に使いやすい言葉ではあるんですが…。
冒頭にお伝えしたとおり、私はこの「難しい」という言葉(表現)を、普段からできるだけ使わない様に心掛けています。
(※ある日を境に、私の中で禁止ワードとして認定しました…(^-^;)
それは、どうしてでしょうか?
理由は大きく2つあります。
◆ 「難しい」の持つ言葉のイメージとは…? ◆
1つ目の理由、それは…。
「難しい」と頭で捉えた(イメージした)その瞬間から、私たちの脳は 『 難しい = "自分にはできない(達成不可能である)" 』 と認識してしまうからです。
私たちは常に「言葉」に対して無意識でイメージを重ねています。
「言葉の持つイメージや印象に引っ張られている」という表現が適当かもしれません。
皆さんが「難しい」という言葉(漢字)から感じられる印象は、どういったイメージでしょうか?
恐らくはマイナスのイメージが強いと思います。
(※「出来ない・無理・辛い・しんどい・不可能…」この様な表現がイメージに近いでしょうか?)
私たちの「思考」というものは、言葉で出来ています。
私たちは言葉を使って物事を捉え、言葉を使って表現する生き物です。
そして、「思考(言葉)」が私たちの「行動」を作り出しています。
その行動を通して習慣や性格が形成され、最終的には人生(運命)そのものへと繋がっていきます。
つまり、私たちの行動の源泉(パワーの源)は、思考(言葉)なんですよね。
(※過去ブログ「質問のパワー①(質問の質が人生の質を変える)」を参照のこと)
もし、安易に「難しい」という言葉(表現)を使って対象を捉えてしまうと…。
「自分には困難である」「無理である」「達成できる可能性が無い(とても小さい)」と脳が認識(錯覚)してしまい、本来備わっているはずの能力や行動力、その人の持つ可能性を発揮しようとするパワーそのものを阻害してしまいます。
その結果、本当にその取り組みや達成すること自体が困難になるんです。
(※「出来る!」と自信に溢れている人と、「出来ない…」と本気で思い込んでいる両者を比べた場合、互いの能力に差が無かったとしても、行動した結果に違いが生まれてしまうということは、容易に想像できるかと思います)
つまり…、
私たちの行動は「脳が思った通り(感じた通り)の結果になる」ということです。
『あなたが出来ると思っても、出来ないと思っても、それはどちらも正しい』
(米国のフォード・モーター社の創設者:ヘンリー・フォード)

◆ 能力がないのではなく… ◆
そして、私が「難しい」という言葉を極力使わない、2つ目の理由。
それは「そもそも、出来ない(難しい)のは ”自分には能力が無いから” ではない」ということを知っているからです。
言い換えるなら…、
能力が無いのではなく…、単純に「やり慣れていないだけ」ということを理解しているからです。
生まれながらに既に成功している人(上手く出来ている人)なんて、この世には存在しません。
1度もそのことを経験したことがない人と、100回、1,000回、10,000回と練習や実践を繰り返した経験者が同じパフォーマンスな訳がありませんよね?
つまり、出来ないのは「能力が無いから」ではなくて、「ただ単に場数(回数)を踏んでいないだけ」、つまり「慣れていないだけ」なんです。
そして、「慣れていないだけ = 能力を発揮できていないだけ」と言い換える事ができます。
◆ ただ、慣れていないだけ ◆
とは言ってみたものの、私自身も普通の人間ですので…(^-^;
何か新しい事にチャレンジするとき、「コレ、めちゃくちゃ難しいよな…」と、自然に「難しい」という言葉が頭の中に浮かんでしまうシーンに何度も遭遇します。
(※それも、頻回に…😓)
そんなとき、
私は「難しい」という言葉が頭に浮かんだ瞬間、先ずはその言葉をグッと飲み込みます。
そして、直ぐに「ただ、慣れていないだけ」という表現に置き換える様に意識(癖付け)しています。
当たり前ですが、元々の生まれ持った性質(得意、不得意な分野、特性など)や年齢、性別、これまでに積み上げてきた経験等(過去にどれだけやり込んできたのか?)は、人によって千差万別です。
そのため、これからチャレンジする分野に要する時間など、各々バラつきが出ることは当然です。
過去に経験が全く無ければ、場合によっては人の2倍~3倍以上の練習量(努力)が必要な場合もあるでしょう。
しかし、要はその物事に " 慣れてさえしまえば良いだけ " です。
私たちの身近にある様な大抵のことであれば、望む成果を達成するのは誰にでも十分可能です。
(※オリンピック選手の様な特別な動きを求めたり、「世界チャンピオンになる!」などの極端に高度な目標達成、物理的な制約がある場合などは除きます)
もし、「本当にできないこと」があるとするならば…。
それは私たちが「諦めたとき」です。
「諦めて、行動自体を完全に止めたとき」です。
仮に、自分と条件が殆ど変わらないはずの他の人が出来ているのであれば、挑戦すること自体を諦めさえしなければ、必ず達成することはできます。
ですので、無理だと思って行動を止めそうになったとき、心が折れそうになったとき。
「コレ、自分には難しい…」と感じたとき。
そのときは「ただ、慣れていないだけ」という言葉を思い出してください。
できる能力があるにも関わらず「難しい」と認識(錯覚)してしまうことで、能力を発揮できないばかりか、"チャレンジ自体を諦めてしまう"のは非常に勿体ないことです。
如何でしたでしょうか?
ここまでの流れがしっかりと腹落ちできれば(理解できれば)、「無駄に自信を無くす」というシーンはググっと減るのではないかと思っています。
私も心機一転、改めて「難しいのではない。ただ、慣れてないだけ」を実践していき、今後も新しい成果を確実に手に入れていきたいと思います。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また!
難しいのではなく…

いつもありがとうございます。
私には、普段から『使わない言葉』シリーズという概念があります。
つい無意識に口にしてしまう言葉や表現のうち、「特定の言葉を出来るだけ使わない」という、自分なりの区分けですね。
(※どうしても使う必要がある場合は「丁寧に取り扱う」、そんなイメージです)
基本的には使う言葉・使わない言葉を自分の中で意識して分けています。
その中でも、最近は特に使わないことを意識している言葉(表現)が1つありますので、今回はコチラを皆さんとシェア(ご紹介)させてもらいます。
それは「難しい」という言葉(表現)です。
私たちは普段の生活において、よく口にする機会がある代表的な言葉の一つですよね。
「これは難しいですね…」
「うわ…、こんなのは難し過ぎるでしょ…」
「えー、難しくないですか…?」
他人との会話や独り言においても、この「難しい」という言葉を何気に口にされていませんか?
既に無意識で口癖になってしまっている人、「難しい、難しい」を連発される人、私の周囲でもチラホラと見かけます。
(※似た様な表現で「無理」という言葉もありますよね)
当たり前かもしれませんが…、
私たちは普段から自然に出来ていることや、問題なく取り組めていること、自信があることに対して「難しい」という言葉や表現は使いません。
(※「出来ている」ことに対して、そもそも「難しい」と捉える必要はありませんので…)
反対に「出来る気がしない…」「無理だな…」と感じた場合、その瞬間から私たちは無意識で「難しい」という言葉を使って、「出来ていない事実」を表現しようとします。
(※言葉として発していなくても、心の中で感じている場合も同様です)
この「難しい」という言葉、便利で非常に使いやすい言葉ではあるんですが…。
冒頭にお伝えしたとおり、私はこの「難しい」という言葉(表現)を、普段からできるだけ使わない様に心掛けています。
(※ある日を境に、私の中で禁止ワードとして認定しました…(^-^;)
それは、どうしてでしょうか?
理由は大きく2つあります。
◆ 「難しい」の持つ言葉のイメージとは…? ◆
1つ目の理由、それは…。
「難しい」と頭で捉えた(イメージした)その瞬間から、私たちの脳は 『 難しい = "自分にはできない(達成不可能である)" 』 と認識してしまうからです。
私たちは常に「言葉」に対して無意識でイメージを重ねています。
「言葉の持つイメージや印象に引っ張られている」という表現が適当かもしれません。
皆さんが「難しい」という言葉(漢字)から感じられる印象は、どういったイメージでしょうか?
恐らくはマイナスのイメージが強いと思います。
(※「出来ない・無理・辛い・しんどい・不可能…」この様な表現がイメージに近いでしょうか?)
私たちの「思考」というものは、言葉で出来ています。
私たちは言葉を使って物事を捉え、言葉を使って表現する生き物です。
そして、「思考(言葉)」が私たちの「行動」を作り出しています。
その行動を通して習慣や性格が形成され、最終的には人生(運命)そのものへと繋がっていきます。
つまり、私たちの行動の源泉(パワーの源)は、思考(言葉)なんですよね。
(※過去ブログ「質問のパワー①(質問の質が人生の質を変える)」を参照のこと)
もし、安易に「難しい」という言葉(表現)を使って対象を捉えてしまうと…。
「自分には困難である」「無理である」「達成できる可能性が無い(とても小さい)」と脳が認識(錯覚)してしまい、本来備わっているはずの能力や行動力、その人の持つ可能性を発揮しようとするパワーそのものを阻害してしまいます。
その結果、本当にその取り組みや達成すること自体が困難になるんです。
(※「出来る!」と自信に溢れている人と、「出来ない…」と本気で思い込んでいる両者を比べた場合、互いの能力に差が無かったとしても、行動した結果に違いが生まれてしまうということは、容易に想像できるかと思います)
つまり…、
私たちの行動は「脳が思った通り(感じた通り)の結果になる」ということです。
『あなたが出来ると思っても、出来ないと思っても、それはどちらも正しい』
(米国のフォード・モーター社の創設者:ヘンリー・フォード)

◆ 能力がないのではなく… ◆
そして、私が「難しい」という言葉を極力使わない、2つ目の理由。
それは「そもそも、出来ない(難しい)のは ”自分には能力が無いから” ではない」ということを知っているからです。
言い換えるなら…、
能力が無いのではなく…、単純に「やり慣れていないだけ」ということを理解しているからです。
生まれながらに既に成功している人(上手く出来ている人)なんて、この世には存在しません。
1度もそのことを経験したことがない人と、100回、1,000回、10,000回と練習や実践を繰り返した経験者が同じパフォーマンスな訳がありませんよね?
つまり、出来ないのは「能力が無いから」ではなくて、「ただ単に場数(回数)を踏んでいないだけ」、つまり「慣れていないだけ」なんです。
そして、「慣れていないだけ = 能力を発揮できていないだけ」と言い換える事ができます。
◆ ただ、慣れていないだけ ◆
とは言ってみたものの、私自身も普通の人間ですので…(^-^;
何か新しい事にチャレンジするとき、「コレ、めちゃくちゃ難しいよな…」と、自然に「難しい」という言葉が頭の中に浮かんでしまうシーンに何度も遭遇します。
(※それも、頻回に…😓)
そんなとき、
私は「難しい」という言葉が頭に浮かんだ瞬間、先ずはその言葉をグッと飲み込みます。
そして、直ぐに「ただ、慣れていないだけ」という表現に置き換える様に意識(癖付け)しています。
当たり前ですが、元々の生まれ持った性質(得意、不得意な分野、特性など)や年齢、性別、これまでに積み上げてきた経験等(過去にどれだけやり込んできたのか?)は、人によって千差万別です。
そのため、これからチャレンジする分野に要する時間など、各々バラつきが出ることは当然です。
過去に経験が全く無ければ、場合によっては人の2倍~3倍以上の練習量(努力)が必要な場合もあるでしょう。
しかし、要はその物事に " 慣れてさえしまえば良いだけ " です。
私たちの身近にある様な大抵のことであれば、望む成果を達成するのは誰にでも十分可能です。
(※オリンピック選手の様な特別な動きを求めたり、「世界チャンピオンになる!」などの極端に高度な目標達成、物理的な制約がある場合などは除きます)
もし、「本当にできないこと」があるとするならば…。
それは私たちが「諦めたとき」です。
「諦めて、行動自体を完全に止めたとき」です。
仮に、自分と条件が殆ど変わらないはずの他の人が出来ているのであれば、挑戦すること自体を諦めさえしなければ、必ず達成することはできます。
ですので、無理だと思って行動を止めそうになったとき、心が折れそうになったとき。
「コレ、自分には難しい…」と感じたとき。
そのときは「ただ、慣れていないだけ」という言葉を思い出してください。
できる能力があるにも関わらず「難しい」と認識(錯覚)してしまうことで、能力を発揮できないばかりか、"チャレンジ自体を諦めてしまう"のは非常に勿体ないことです。
如何でしたでしょうか?
ここまでの流れがしっかりと腹落ちできれば(理解できれば)、「無駄に自信を無くす」というシーンはググっと減るのではないかと思っています。
私も心機一転、改めて「難しいのではない。ただ、慣れてないだけ」を実践していき、今後も新しい成果を確実に手に入れていきたいと思います。
今回も、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また!
