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心と身体の健全性

  • 代表のブログ
心と身体の健全性
こんにちは。
当事業所の代表、原です。

いつもありがとうございます。


最近、急激に朝晩の気温が下がってきましたね。
私はかなり暑がりの部類に入る方ですが、室内でも上着を羽織って過ごすことが多くなり、冷えをしっかりと感じる季節となってきました。

先日も私の地元では雹(ひょう)が急に降ってきましたので、ビックリさせられました…。(^_^;

いよいよ、本格的に冬到来ですね。



さて、本日のテーマですが…、
私が普段から活用している面白い捉え方(考え方)が1つありますので、今回はそれをシェアさせてもらおうと思っています。


それは、心と身体の健全性(けんぜんせい)という考え方(捉え方)です。


以前、ある分野を学んでいた際に、交渉術やコーチングなどの様々なシーンで活躍されている大森健巳さんという方から教わった考え方なんですが、私もよくこの捉え方を参考にさせてもらい、社内スタッフへ自己管理などの話をする際に活用しています。

自分自身はもちろん、相手(他者)の現状における心と身体のバランスを判断する際に使える、非常に便利で分かりやすい捉え方です。

今回、ご紹介する内容を参考に、皆さんにも是非、活用してもらえると嬉しいです。




◆ そもそも健全性…って何? ◆

ちなみにですが、健全性(けんぜんせい)とは以下の様な意味を表す言葉です。


【 健全性とは…】
心身が正常な状態を保っており、健康で充実していること。
また、心と身体のバランスの調和が取れていて、正常に機能している状態のこと。


上記は主に心と身体のバランスについて触れていますが、健全性は「財務健全性」という風に表現されることも多く、会社や企業の資金繰りなどの経営状態を表す際にも用いられます。
どちらにせよ、物事が安定しているか否かを示す際の表現として使われるのが一般的です。

そして、「健全性が高い、(または) 低い」などと表現されます。

今回、ご紹介する健全性の枠組みについては、前述のとおり 【 心と身体のバランス 】に特化して扱います。


今回ご紹介する方法ですが、【 頭(思考)】・心(気持ち)】・【 行動 】3つの要素を用いて、現状の心身のバランス(健全性)について、「高いのか?低いのか?」を判断していきます。


ちなみに…、
【 頭(思考)】とは、頭の中で考えている ”理屈の部分” を指します。
つまり「~した方が良い」「~するべき」と、頭で考えている(思考している)部分ですね。


【 心(気持ち)】とは、”実際に自分が感じている気持ちの部分” を指しています。
「~したい・~したくない」と言った本心(本音)の部分です。
『頭ではやるべきだと理解しているけど、本当はやりたくないな…』の、本心の「やりたくない、(もしくはやりたい)」の部分を指しています。


【 行動 】はそのままの意味で、実際にその事について「行動しているか・していないか」の部分ですね。


この3つの要素を使って、自分(もしくは相手)の心身のバランスを判断していきます。




◆ 健全性が高い状態・低い状態とは… ◆

前述の3つの要素(頭・心・行動)がしっかりと同じ方向で揃っていれば、「健全性が高い状態」であると判断します。
頭で考えている理屈の部分、実際の気持ち(本音)の部分、そして実際の行動が揃っている状態であれば、人は迷いやストレスやを感じずに、しっかりと前を向いて進んでいくことができます。

そして、その状態は「心と行動の調和が取れている、理想に近い状態である」と捉えることができます。


実際に具体例を見てもらえれば、より理解が深まると思いますので、下記の例をご覧ください。
(※注) 例で表記している (+) (-) ですが、方向性を分かりやすく視覚的に表現しているだけで、単純に「良い・悪い」という意味ではありません。


例えば…、

例 ①
(頭)→「…やった方が良いと考えている」(+)
(心)→「…実際にやりたいと思っている」(+)
(動)→「…それに向かって行動している」(+)
この場合、3つがそれぞれ同じ方向を向いていますので、【 健全性が高い状態である 】と判断できます。


もしくは…、

例 ②
(頭)→「…やらない方が良いと考えている」(-)
(心)→「…やりたくないと思っている」(-)
(動)→「…実際にそれをしていない」(-)
この場合も、3つの方向性は同じ方向を向いていますので、【 健全性が高い状態である 】と言えます。




では、次は「健全性が低い状態」の例を見てみましょう。

例 ③
(頭)→「…やらない方が良いと考えている」(-)
(心)→「…本当はやりたいと思っている」(+)
(動)→「…実際に行動をしている(やっている)」(+)

上記の例ですが、頭では「止めた方がいい」「やらない方がいい」と分かっているけど…、本心では「やりたい」「続けたい」と思っているので、結局はやり続けている様なパターンですね。
「頭ではダメだ…と分かっているのに、その行動を止められない」という、悪習慣や悪癖を続けている人の心理状態に近いと思います。
結構、多くの人に当てはまる問題ではないでしょうか?
(※太っているのに食べ過ぎてしまう…、色々な癖を止められない…、ついつい浪費してしまう…など)


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例 ④
(頭)→「…やった方が良いと考えている」(+)
(心)→「…本当はやりたくはない」(-)
(動)→「…実際に行動をしている」(+)

これは「やった方が良い」と頭では考えている事に対して、我慢しながら行動はしている状態ですね。
行動はしているけれど、心に強いストレスや負荷が掛かっている状態であるため、これも【 健全性は低い状態 】と言えます。
(※無理なダイエットへの挑戦、過度に我慢を強いるチャレンジ、過度な食事制限や運動…などが、この例に該当するでしょう)


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例 ⑤
(頭)→「…やった方が良いと考えている」(+)
(心)→「…気持ち的にはやりたくない」(-)
(動)→「…実際に行動は起こせていない」(-)

この場合は、「やりたくない気持ちが強くて、実際には行動に起こせていない状態」です。
やった方が良いと頭では判断していますが、心理的な理由(怠惰、恐れ、不安、自信喪失…等々)などから、実際の行動には繋がっていない様な状態です。
(※不安感から新しいチャレンジが出来ない…、または「面倒だな」という怠惰な気持ちから物事が前に進まない…、自分の想いと反対の行動を取らされることに抵抗している…などが、この場合に該当するでしょう)


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最後の例ですが…、
頭でも心でも「してはいけない…!」「やりたくない…!」と願っているのに、実際には反対の行動を取ってしまう例をご紹介します。

ちなみに、この例⑥の状態ですが、一般的には依存症と言われるケースに該当します。
(※DV(ドメスティック・バイオレンス)やアルコール依存症、禁煙が出来ない…など)

例 ⑥
(頭)→「…してはいけないと考えている」(-)
(心)→「…もうしたくないと思っている」(-)
(動)→「…実際はやってしまう(飲んでしまう、吸ってしまう、殴ってしまう)」(+)
(※頭と心では「もうやらない…」「もう止める…」と強く誓っても(願っても)、逆の行動を取ってしまう状態です)





◆ 現状を正しく認識しよう! ◆

実際に参考例を見てもらいましたが、如何でしたでしょうか?

私たちが葛藤や問題を抱えている時というのは、必ず【 頭(思考)・心(気持ち・本音)・行動 】の何れかの方向性が異なっているということが、ご理解いただけると思います。


自分の判断と実際の気持ち、そして結果となる行動がバラバラであるということは…、
迷いながらアクセルとブレーキを同時に踏んで走っている様な状態です。

それでは、スムーズに前へ進めない(進みにくい)ばかりか、ガタガタとバランスが悪い状態が今後も続いていくことは明白だと思います。

自分が目指したいもの、達成したいものに向かって着実に進もうと思えば、この3つの方向性を如何に一致させるのかが重要なポイントとなります。


当然ですが、今回ご紹介したこの仕組みを知ったからといって、物事が急に解決へ向かうわけではありません。

大切なのは、先ずは「現状を正しく認識する」ということです。
現状をしっかりと踏まえるからこそ、正しい解決の道を選択出来るはずです。

問題の原因を知らずして、正しい解決方法を見つけることは出来ません。

”何となく” のレベルで原因や理由を捉えていていも、”何となく” のレベルの対処方法しか出てこないでしょう。


もし、現状で何か上手くいっていないなと感じる場合…、

何が問題で上手くいっていないのか?
何が障害となっていて、立ち止まってしまうのか?

先ずは現状を正しく認識することが不可欠であり、普段からその視点を癖付けておくことは、今後の人生に置いても非常に有益だと思います。

そのサポートの1つとして、今回ご紹介したような雛形(枠組み)を有効活用しながら、現状を把握するというのはオススメの方法です。


簡単にではありましたが、本日は【 心と身体の健全性 】というテーマをお伝えしました。
今回の内容が皆さんにとって、何かしらのヒントになることを祈っています。

それでは、また!

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