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脳は否定語を認識できない

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脳は否定語を認識できない
こんにちは。
当事業所の代表の原です。

年内最後の文章を、誰もいないオフィスで一人寂しく打ち込んでいます…(笑)

数年前から”お正月は休む”という概念が自分の中で無くなってしまったので、毎年、年末年始は自分のやりたいことなどを消化していく良い期間と捉えています。


ネットニュースでは、東京の新型コロナの感染者が大台の1,000人を大きく超えて、一気に1,300人を突破したとのこと。
介護事業者としては看過できない、非常にショッキングな数字です。

来年も更なる困難な状況が続くことは想定していますし、会社運営の責任は勿論のこと、来年も自分の強みや自分にしかできないことを着実に実行していくために、色々と準備をすることの重要性を例年以上に強く感じています。


さて、既に年末ということで、多くの方がこの年末年始のタイミングで、来年に向けての目標や願い事を設定されているのではないでしょうか?
目標設定というテーマは私が好きな分野でもあって、色々とご紹介したい材料はありますが、今回は目標設定における簡単なコツを1つだけご紹介します。



◆ 脳は否定語を認識できない ◆
既にご存じの方もおられるかと思いますが、私たちの脳は”否定語を認識できない”という特徴を持っています。

・「金色に輝く豚🐖を想像しないでください

この様な表現で伝えられると、1度、金色に輝く豚🐖を想像してから、改めてそれを打ち消すという処理をしないと、脳は認識できないんですね。


他には…、
・「今日食べた朝食を思い出さないでください
・「1+1の答えを思い浮かべないでください
…などなど。


今朝の朝食を「思い出さないでくれ!」と言われても、一回思い出した後に改めてそれを否定する、という流れが必要です。
つまり、”否定語を認識できない”わけです。


よくある目標の決め方として…
・「今年こそは〇〇を止める!」
・「△△しない自分になる!」
・「絶対に〇〇をしない!」
上記のような表現をよく目にします。
「今年こそは煙草🚬を止める!」などの表現ですね。

この目標を実行しようと思えば、1度、”止める(しない)と思っている行動をしている自分”を想像してから、それを打ち消すという同様の流れでしか脳は認識できません。
この目標を意識する度に、何度も何度も「それをやっている自分」を潜在意識(深層心理)で想像することになります。
潜在意識のパワーは凄まじく、人間は殆ど潜在意識(深層心理=無意識)で動いているといっても過言ではありません。
そのため、結局は止めることができない(目標を達成できない)という流れが生まれてしまいます。
(※潜在意識(無意識)は、顕在意識(自分で意識していること)の100倍~10,000倍の圧倒的なパワーがあると言われています)

これは「気合い」とか「根性」で何とかするというレベルの話ではなく、人の潜在意識(無意識)で起こる原則的なことですので、人のやる気や根性で抵抗することはできません。
「〇〇を止める!」「△△しない!」という目標や宣言(アファメーション)は、ほぼ効果が無いと思っていただいて結構です。

もし、目標を立てるのならば、”肯定的な表現”を用いて設定するようにして、できれば”既にもう自分はそうなっている”という意味合いの目標設定が効果的です。

例えば、「100万円を貯金する」よりも「100万円貯金できている」というような表現ですね。
「これから100万円を貯金するんだ」という表現ですと、まだ貯金できていない(お金の無い)自分を想像することになりますので、既に達成できている状態を表現する目標設定の方が望ましい形となります。

もし、これから目標を立てようと思われている方は、是非参考にしてみてください。


PS.
因みに…同じ理屈になりますが、
「嫌な人の話は聞かないようにする(スルーする)」
「ストレスになるから視界に入れない様にする(見ないようにする)」
という方法を普段から実践されている方も…、実は注意が必要です。

耳に入れない(聞かない)、意識しない(スルーする)は、冒頭の説明でお伝えしたとおり、脳は否定語を認識できないという特性がありますので…。
そのため、

・聞かない →→→ 「聞かないぞ」とその声を強く意識している状態 →→→ めちゃ聞こえてしまう
・意識しない →→→ 「意識しないぞ」と強く意識している状態 →→→ めちゃ意識してしまう

結果的に、ストレスの元を排除できていないばかりか、より強く受け取ってしまっている…ということになっている可能性もあります。



『我々の直面する問題は、その問題を作ったときと同じ思考レベルでは解決できない』
(天才物理学者:アルベルト・アインシュタイン)


今、起こっている問題は今の貴方では解決できないから、問題として目の前にあるかもしれません。
もし、今のレベルからもう一段上の次元で物事を捉えることができたなら、悩んでいた問題を解決することができたり、更には問題と捉えることすら無くなる可能性もあります。
そのためにも、現状維持や慢心することなく、変化し続けることが大切だと思います。

「それ知ってる、それ分かってる」を積み重ねるよりも、
「自分が気付いていないことは何だろう?」を積み重ねたいものです。

私自身も現状に甘んじて立ち止まることなく、これからも歩み続けたいと思っています。

本年も誠にありがとうございました。
今後とも引き続き、さなえホームヘルプサービスを宜しくお願い申し上げます。
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